在宅で医療を受けながら自由な生活を手に入れたい。
そんなニーズの輪を広げるべく「訪問看護ステーションSumu」を立ち上げ、日夜利用者様の立場に立って在宅医療の現場を見続けている新美隆夫代表。
今回は、代表ご自身の経験を踏まえてインタビューしてみました。
・なぜ在宅医療、訪問看護を仕事されたのですか?
在宅で医療や介護を必要としている方が増えているので、少しでも貢献出来たらと考えたからです。
また訪問看護師の数が少しでも増えたらと言う想いで訪問看護を始めました。
初めは外で5年ほど働いて見識を広めていましたが、やってるうちに楽しくなって自分で事業を始めました。
・実際訪問看護をやってみてどう思われました?
生活面や医療サポートの面、人間性の部分で色々なお客様がいらっしゃいます。
人様のお家に上がらせて頂き仕事をするので、多種多様臨機応変さが必要だと感じました。
僕は他の業種の仕事を経験したことがあったので医療、看護以外の経験があります。
その経験がとても役に立っています。
看護師として付けたスキルも大事だが、社会人として付けたスキルがこの仕事に活かせていると思います。
病院での勤務は、来た患者さんと向き合うという仕事になりますが、訪問看護はこちらからお客様のお宅にお邪魔するという面で大きく違いますので、コミュニケーションを取る事の大事さをあらためて感じました。
・訪問看護のやりがいとはどういったところですか?
訪問看護はお客様宅へ出向くサービスなので、こちらの都合でサービス提供はできません。お客様の生活環境を変えることなく、なるべくお客様の意向に添った、ストレスの少ないサービスを提供しなければならないため、常に緊張感が伴います。
しかし、訪問回数を重ねていくと、人間関係が形成されていくので、お客様のニーズが明確にわかってきます。
そのニーズに対応できた瞬間がやりがいだと思います。
・この職種に求める人物像はどんな方ですか?
当たり前の事ですが人の話をしっかり聞いて受け答えが出来る人ですかね。
やはりお客様との密なコミュニケーションがメインの仕事でもありますから。
看護師としてのスキルは大切ですが、コミュニケーション能力や接遇力がないと、お客様の信用が得られないので、サービスが続けられません。
そうならないためにも、相手の気持ちに立って考えることができる看護師が求められます。
・採用後のフローを教えて下さい!
1か月ほど一緒に現場に回って頂きます。
そこで基本的な流れを覚えてもらいます。
最初は不安な事が多いと思うので、自信が持てるまでは一緒に訪問に行きます。
1人で訪問に行くようになっても、わからないことがあれば、いつでも電話できる環境にしています。
・職場の雰囲気はどんな感じですか?
多角的、客観的な視点をもって、各々がやるべき仕事はちゃんとやり、なれ合いもせず、かといってギスギスした環境でもない職場です。
みんな前向きですね。
さっぱりした、言いたいことははっきり言い合える職場です。
職場の人間関係で悩むのってもったいないじゃないですか。
風通し良い職場でありたいと常に意識はしています。
・最後に求職者にメッセージをお願いします!
普通に生きる、これって実は当たり前のようで当たり前ではない事だと思います。世の中には僕たちが当たり前だと思っている生活を制限された人がいる。そう思う事自体おこがましいのかもしれないけれど。そういった人達に何気ない気配りがされた社会をどんどん広げていけたらと思ってこの会社は活動しています。そんな僕たちと共にこの活動を広げてくれる方、ご応募お待ちしております。